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この度は自然薯料理「しずく亭」のホームページをご覧頂き、ありがとうございます。

 

私は古来より庶民に親しまれてきた日本の味の一つである「麦とろ」の魅力を多くの人に広めたいと思い「しずく亭」を開きました。

 

自然薯を使った「麦とろ」のとろろ汁は「擂る人が違えば味が違う」という程、奥の深いものです。最初は擂り方の研究から始め、今ではより美味しいとろろ汁を求めて、数百年前より涌き続けている、箱根の名水「嬰寿の命水」を汲んできて沸かし、厳選した素材と独自の方法で出汁をとり、とろろ汁を作るに至りました。

 

また「麦とろ」だけでなく、自然の恵みいっぱいの「自然薯」という素材の魅力を多角的に引き出すために、無農薬の野菜や無添加の調味料、厳選した素材を使った、自然薯料理も研究しております。

 

これからも更なる味の追求と、従来の「お店で食べる」という枠組みにとらわない「飲食の場」を目指し、「しずく亭」は進化し続けます。

 

何卒、この「しずく亭」を末永く御愛顧の程お願い申し上げ、あなた樣の御来店を心よりお待ちしております。

 

しずく亭 亭主 佐藤 直英

 

 

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天然の山芋「自然薯」といえば、つきたてのお餅のような粘りが特徴ですが、その粘りも天然であるが故に個体差があります。「モチッ」としたものや「ネチャッ」としたもの、「ネバ~~ッ」としたもの等々。当店で一番人気の「麦とろ」のとろろ汁の食感は、その粘り具合にかなり左右されてしまうので、掘り出された中から1本1本、「麦とろ」に適した粘りを持っているかどうか、微妙な違いを実際に擂ってみて確認し選別して使用しております。 手間はかかりますが「麦とろ」のおいしさを維持するための最も重要な作業です。